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色々と考え、気付いたつもりになったりする。そして日常では嫌悪感を抱くようなことを繰り返している。全く困ったもんですね、私は。上辺だけじゃん。

これは血なのかな、と思う部分もありますが課題なんだろう。最低な父親ですね。どうにも私は叱るということが上手く出来ないようだ、脅しのようになってしまう。
自分がそう育てられ、それを螺旋のように繰り返し繋いでしまっているらしい。

自分が過去に母親に対し感じていた理不尽さ。それを口に出せない空気と背景、不快感。片親で育ててもらっている申し訳なさ、寂しさ。私の息子にも同じような気持ちにさせているのではないか?これはよろしくないと個人的に思った。

私が子供の頃は時代的にも躾と称す体罰は日常的であった。それが良かったのかどうかは分からないが、そこから学ぶものがあったのは事実である。恐怖や痛み、理不尽な思い。何をしたら怒られるのかを学ぶことは重要ではあるが、理不尽に叱られた印象の方が多い。今思えば洗脳のようなものであったのかな。

私は基本的に手を上げることは少ないが、私があの頃感じていたように、息子にも理不尽だと思わせているのだろうか。私の両親が離婚した頃の年齢に息子も近付いてきた。父親の記憶があまりない私はどう育てるべきなのかね。